広島県遊協が「経営者等健全営業推進研修会」を開催
遊技通信2024年10月30日
広島県遊技業協同組合(広島県遊協、延川章喜理事長)は10月25日、広島市内のリーガロイヤルホテル広島で「経営者等健全営業推進研修会」を開催した。
当日は県遊協の役員をはじめホール経営者、管理者、店長ら188名が参加。広島県警察本部 生活安全総務課 許可等事務担当室の新宅武公課長補佐による行政講話をはじめ、マルハン東日本カンパニーの西眞一郎氏が『パチンコ界のパーパス~業界の勝ち筋~』という題目で「ブランディング」「ターゲットにすべきユーザー」「パーパスの重要な理由」「パチンコ業界が抱える課題」「勝ち筋にターゲットシフト」について講演した。
冒頭の挨拶で延川理事長は「平成30年の法律改正による射幸性を抑えた遊技機の導入により、お客様のぱちんこ離れが続き、これに加えてコロナ禍や新規則機の導入コストが重く圧し掛かってきており、やむなく廃業を決断せざるを得ないホールが出てきているものと考えている。また今年は改刷が行われ、その財政負担も加わってきている」と現状について述べた上で、「今後も組合の活動が広く世間の皆様に認知され、幅広いファン層に受け入れられる身近で手軽な大衆娯楽として定着するように誠心誠意取組んで行く」と語った。
行政講話では新宅課長補佐が、「健全営業」「広告及び宣伝の健全化の徹底について」「のめり込み対策・依存防止対策」「特例風俗営業者の認定」などについて指導した。