長楽商事が破産手続き開始決定受ける(鳥取)
遊技通信2024年10月21日
民間信用調査機関によると、5月末に事業を停止していた長楽商事が10月7日に鳥取地裁米子支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債額は、5億8,000万円とみられる。
同社は1991年に設立されたパチンコホールの運営業者。安来市内の国道9号線沿いにて「キングランド」の店名で1店舗を運営し、2001年2月期には年収入高約14億円を計上していた。
しかし、以降は安来市内に大手パチンコ店が進出したほか、近隣の米子市内にも人気店の出店が相次ぎ、レジャーの多様化などもあって来店客が年々減少。2008年2月期の年収入高は約6億円に落ち込み、採算面も低迷して赤字を余儀なくされていた。その後も規制強化やコロナ禍により客足は振るわず、客単価も下落して事業環境がさらに悪化。資金繰りがひっ迫するなか、関係会社の新開が2024年8月28日に破産手続き開始決定を受け、同社も連鎖した。
負債は約5億8,000万円。