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【パチンコ開発者インタビュー】SANKYOの『ガンダムUC再来』で搭載された『超デカSTART』誕生の秘密とは? グリーンべると2024年9月18日

SANKYO初のラッキートリガー搭載機としてリリースされたスマパチ『eフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-』。8月の導入開始以来、順調な稼働状況が継続している。その一つの要因とも言えるのが、通常よりもサイズが大きいヘソ入賞口『超デカSTART』の搭載だ。同社の開発担当者にその誕生の秘密を聞いてみた。

――『超デカSTART』はどのようにして開発されたのですか。
パチンコ・パチスロともにユーザーの選択肢は常に必要だと考えており、新たな選択肢(遊技性)の提供として、今回のプロジェクトとなりました。これまでも、ユーザーにとって確率帯の異なる遊技機としての選択肢はありましたが、大当りするまでは同様の遊技感になっていたと思います。パチンコとしての遊技性を広げるためには、より多くのスタートを提供したい(=回る)という発想に至りました。

――とはいえ、単にヘソ入賞口を大きくするという訳にはいかないと思います。実機に搭載するために、スペックのバランスをどう整えたのでしょうか。
パチンコの魅力の一つに「出玉感」があると思います。より多くのスタートを提供する機械だとしても、その魅力は必要だと考えており、右打ち時の25%の大当りに当せんすれば突入するラッキートリガー(=覚醒HYPER)は一つの要素となったと思います。当然、ラッキートリガーという魅力的な要素があったとしても、そこに到達するまでが課題であり、初当りからは半分以上、右打ちになったからには70%以上で継続するという中で、ユーザーにとって「やれるかも」と思ってもらえるバランスを必死に探しました。

――多くの玉がヘソに入賞することのメリットやデメリットについてはどのように考えましたか。
メリットとしては、変動のリズムやテンポが良くなります。デメリットとしては、変動をリズムよく消化しすぎると保留がなくなり液晶が止まる、テンポを考えるとユーザーをドキドキさせる演出(連続予告など)が出せないのではないかなどの懸念がありました。最終的には、ならではのリズムやテンポで独特の打感を楽しめるようになったと考えています。

――今の市場の反応を率直にどう受け止めていますか。
新たな選択肢(遊技性)の提供として、今回のプロジェクトとなりましたが、好意的に感じていただけている方も多く、まずは安心しています。回るという感覚、打感の良い変動リズム、ラッキートリガーという出玉感を意識できる目標などが、良い相乗効果となったと考えています。

――今後も「超デカSTART」のような機能は搭載されてくるのでしょうか。
たくさん回って大当りが近く感じるという感覚は、今の市場にとっては斬新に感じられたと思います。その感覚で、色々なコンテンツやゲーム性が楽しめる機械は今後も必要とされるのではないかと考えています。メーカーとしても、超デカならでは演出表現や、右打ちのゲーム性や出玉の魅力と合わせて、甘デジやミドル機に並ぶひとつのジャンルとして「超デカSTART」を楽しんでいただければと思います。パチンコを楽しんでいただくために、様々な選択肢を用意することはメーカーとしての使命だと思います。『超デカSTART』の中でも選択肢を増やして、「こういう遊び方もあるのか」と思っていただけるよう、創意工夫を重ねていきますので、パチンコの可能性に期待していただければと思います。

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