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遊技と喫煙の相関性は引き続き高く、遊技者の喫煙率はやや増加 「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」 遊技通信2024年8月30日

シーズリサーチはこのほど、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」(調査元:シーズリサーチ)の喫煙に関する調査結果の速報版を公開した。

調査によると、2024年の一般成人の喫煙率は18.7%と横ばいだが、パチンコ・パチスロ遊技者の喫煙率は約59%と昨年比でやや増加した。遊技者の喫煙率は昨年と同様、一般成人の喫煙率に比べて約3倍になっており、遊技と喫煙の相関性は引き続き高いものになっている。

年代別で遊技者の喫煙率をみると、30代が最も高く64.8%と昨年より上昇。次いで40代が62.8%、20代が62.3%となった。「吸っていたがやめた」割合は、60代以上が35.8%、50代が21.4%と年代が高くなるほど高くなっている。

遊技者のたばこの種類を年代別でみると、「紙巻たばこ」を吸う人の割合は60代以上が72.5%、50代が65.2%、40代が53.3%と年代が高くなるほど高くなっている一方、「加熱式・電子たばこ」は年代が低くなるほど高い。特に30代では昨年比で7ポイント程度上昇しており、40代以下の遊技者においては「加熱式・電子たばこ」対応の喫煙環境にすることで約半数程度がカバーできる状況となっている。

同社では調査結果について「パチンコ店の喫煙に対する『煙い』『臭い』といった環境は、店内で紙たばこが吸えなくなったことで、ストレスはやや軽減されたと考える。しかし、一般成人の喫煙率と相反して、遊技者の喫煙率は約6割と上昇しており、中でも遊技者のなかで近年増加傾向にある「加熱式・電子たばこ」は一部のエリアで喫煙可能なことから、喫煙者にとっては「良い」環境である反面、非喫煙者(喫煙休止者含む)にとっては以前と比べ良くなったものの、一部の人には好ましくない環境であることも留意したい。以前に比べ、喫煙に関する遊技環境は改善されつつあるが、喫煙者と非喫煙者が快適な遊技環境で共存できる空間づくりは双方で引き続き望まれている」とまとめている。

同調査は、WEBアンケートを2024年2月下旬にスクリーニング対象者数41,077サンプル、本調査1,500サンプル(過去1年以内の遊技経験者)を対象に実施。調査エリアは2大都市圏を中心に政令指定都市を含む道府県、その他地方を合わせた全国47都道府県。

本調査をはじめとする遊技者の動向データをまとめた「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」(発行:シーズリサーチ)は販売中。

 

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