回胴遊商地区研修会、「組合員実態調査アンケート」への積極的な参加を呼びかけ
遊技日本2024年7月2日
回胴遊商の関東・甲信越地区に所属する組合員を対象とした研修会が7月1日、都内文京区の東京ドームホテルで開かれた。
当日は組合本部の役員や組合員、特別会員など200名近くが出席。先ごろ開かれた回胴遊商の通常総代会の報告や、組合活動の重点項目の説明、各委員会による活動計画等の説明が行われた。
研修会の冒頭、大饗裕記理事長は6年後に控えた大阪IRの開業に関連して「開業が近づくにつれ、また依存問題対策第2ラウンドとして逆風が吹くんではなかろうか。7年前と同じ轍を絶対に踏んではならない」と危機感を示し、ブラッシュアップした産業パーパスとともに依存対策と産業の将来像をアピールしていく必要性を語った。さらに、現在のジリ貧状態を脱し、反転攻勢を図るためにも政治活動への理解と協力を求めた。
続いて登壇した警視庁生活安全部保安課風俗営業係の今村浩一係長は、ぱちんこ業界の現状に触れながら、「風営法に基づく手続きの遵守」や「不正改造事犯の根絶」、「闇スロ等の犯罪防止」についてそれぞれ行政の見解を示した。
研修会では、今年の秋口に実施予定の「組合員実態調査アンケート」について、現在の苦しい経営環境改善を目的に、実態を正確に把握するため無記名方式で実施することを報告。集計データは今後の産業エビデンスになることからも積極的な参加を促した。
※回胴遊商理事長の大饗(おおあえ)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。