回胴遊商関東・甲信越地区が研修会を開催 パーパスを業界全体で共有
遊技通信2024年7月2日
回胴遊商関東・甲信越地区は7月1日、都内文京区の東京ドームホテルで令和6年度地区研修会を開催した。
当日は組合員や特別会員など約200人が出席し、5月に開催された通常総代会の報告と今年度の組合活動についての情報共有が図られた。
冒頭に挨拶した家永浩明支部長は、先日発表されたパチンコ産業のパーパスについて「若年層の掘り起こしや業界イメージの向上を図っていくために、我々の業界が一丸となって取り組んでいくので意見を出し合いながら積極的に協力してほしい」と述べた。
続いて登壇した大饗裕記理事長は、大阪IRの開業が近づくにつれて業界が再び逆風状況に成りかねないとの懸念を示し「販売商社の競合状況を脱して反転攻勢するために、今回のパーパスを業界全体で共有していきたい」と語った。
行政講話では警視庁生活安全部保安課の今村浩一係長が登壇。認定申請時における不適切事案の根絶と不正改造事犯の根絶などを求めた。
研修会では、8月末から9月頃を目処に組合員の経営実態を把握するためのアンケート調査を実施することが報告された。集計したデータを踏まえながら今後の改善点を探り、外部に向けて販売商社が置かれている実情の理解に繋げることを目的としている。