太陽光発電設備の導入を拡大|ダイナム
アミューズメントジャパン2024年6月13日
ダイナムは6月13日、CO2排出量の削減に向けた取り組みの一環として太陽光発電設備の導入を拡大すると発表した。今年9月末までにグループ41店舗への導入を計画しており、7月初旬から順次運転を開始するという。
GX推進による持続可能な店舗づくりを目指す同社は、地球環境問題に起因する気候変動や資源再利用、天然資源の消費抑制などを人類共通の課題と捉え、事業を通じて環境負荷の低減を目指している。夏場に向けて電気使用量が増す店舗の電力使用については、総電力消費量を開示。全国に展開する394店舗において、個店単位で前年の電極使用量を上回らないことを目標に掲げ、削減の努力を継続している。
今回設置する太陽光発電設備は、屋根に設置して自家発電し、遊技機や店内空調機の稼働電源として使用される。先行導入した茨城稲敷店(2024年1月発電開始)では、月平均16,000KWh~20,000KWh発電しており、5月度には最大で店舗消費電力の約25~30%をまかなった。また1店舗あたりのCO2排出削減量は、年間85,776Kgを見込んでいる。
同社の設備管理部施策担当の澤里正純氏は「弊社では、店舗タイプ別の耐荷重や出店地域の気候等(降雪量や日照時間)を考慮して、設置店舗を選定している。脱炭素社会の実現、ひいてはクリーンエネルギーでパチンコが楽しめる店舗づくりを目標に今後も取り組みを推進していきたい」と述べている。
ダイナムジャパンHDのESG経営について(DYJH ESG Report 2023/2024)
https://www.dyjh.co.jp/ir/stock/information/JW06889_24-018.pdf
文=アミューズメントジャパン編集部