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兵庫県遊連青年部会が総会、役員改選で新井稔史部会長を再選 遊技日本2024年5月10日

兵庫県遊連青年部会は5月9日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸にて第49回定時総会を開催。令和5年度事業報告、令和6年度事業計画など上程された全5議案は全て滞りなく原案通り可決承認された。

冒頭、檀上に立った新井稔史部会長は、「この一年間は新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5類に引き下げられ、景気は緩やかに回復しているが、依然として、市場規模はコロナ前の水準には達しておらず極めて厳しい立場に置かれている」と述べ、第13回全国青年部交流会への参加など部会活動について報告したほか、社会貢献活動については「昨年は初めて『ラジオ関西まつり2023』にブース出展し、青年部会の存在を広く知っていただけた。引き続き各福祉団体と連携を取り、青年部会の特色を生かした社会福祉貢献活動に力を入れていきたい」と抱負を語った。

最後に「依存症対策の推進をはじめ、若者の遊技客の取り入れや新紙幣対応による設備投資など課題は山積しているが、業界が目指す安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽の基盤を確立するため、我々青年部会が一致団結して業界の健全化と発展に向けた努力を続けていかなければならない」と語り、組合員に理解と協力を求めた。

議事では任期満了に伴う役員改選で新井部会長の続投が決定した。新井部会長は「外部環境も含め、広告規制の問題など変化のスピードが年を追うごとに速くなっている。この流れの変化に対応しながら活発な情報共有を行い、社会貢献活動にも力を入れ、全包囲網的に活動を活発化させたい」と述べた。その後も議事は進行し、上程された全5議案は全て可決承認された。

続く記念講演では、㈱ウサギの高橋晋平代表取締役が登壇。「新しいアイデアの考え方と情報の集め方」と題した講演で高橋代表は「新しいアイデアを見つけることはたくさん選択肢を探してその中で1番良いものを見つけることである」と話し、自身の開発商品やその開発までの経緯を説明しながら、遊技業界にも必要な新しいアイデアの考え方について熱弁した。

総会には、兵庫県警察本部生活安全部保安課の堀本泰史保安課長のほか、末松信介参議院議員の江南誠人秘書、兵庫県遊連の日野愼也副会長らが来賓。

江南秘書は公務で出席できなかった末松信介参議院議員の祝辞を披露。「業界においては参加人口と市場規模にコロナ禍からの回復傾向が見えてきたが、ほかの業界と比べるとまだまだ伸び悩んでいるのが実態である。遊技業にいかに多くの方々を呼び込むかが課題で、スマート遊技機などの新たな取り組みをどのように多くの方々に知っていただくかも重要。また、社会福祉への貢献活動など地域に密着した取り組みに感謝を述べたい。今後とも地域の活力として発展していただくことをお祈りし、私も微力ながら応援していきたい」と代読した。

続いて堀本保安課長は、青年部会の様々な社会貢献活動を高く評価しつつも、ガイドラインに沿った適正な広告宣伝や子どもの車内放置防止について継続した取り組みを要請。「今後も若い力と善良な発想で様々な課題を乗り越え、より健全なホール運営で多くの方に憩いと安全安心を提供し、住民に親しまれ愛される施設として地域に定着することを願っている」と祝辞を述べた。

日野副会長は「新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが5類に引き下げられて1年が経ったが、我々の業界は依然として厳しい状況が続いており、さらには多くの課題を抱えている。私たち組合員一同が力を合わせてより多くの方に安心してホールで遊んでいただき、業界全体の地位向上を目指すことが大切である。組合の進むべき方向性を判断する上で青年部会員の皆様の専門的な知識や良質な情報は資するところは大きく、今後に大いに期待している」と、組合員の活動に期待を寄せた。

総会終了後には、新型コロナウイルス感染拡大が落ち着きつつある現状を踏まえ、懇親会も開催された。

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