兵庫県遊連青年部会が総会、新井部会長が再選
グリーンべると2024年5月10日
兵庫県遊技業組合連合会青年部会は5月9日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で、第49回定時総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で新井稔史部会長が再選した。
冒頭、新井部会長は「ホール運営に携わる方々に必要なスキルを充実させるために、G&EアカデミーによるPSビジネス検定を実施した。さらなる知識の向上を目指し、今年も引き続き実施したい。昨年初めて参加したラジオ関西まつりにはブース出展して青年部の存在を広く知ってもらうことができた」と、昨年の新たな取り組みを振り、「安心して遊べる身近な大衆娯楽としての基盤づくりを確立するために、青年部の柔軟な発想で英知を結集しなければならない」と呼び掛けた。
一方、来賓として挨拶した兵庫県警察本部生活安全課の堀本泰史保安課長はホールの広告宣伝手法に関し、「第三者の立場を利用して設定示唆をするなど誤った使い方をしている。SNSは18歳未満の未成年も閲覧してホールに入ってくるケースもある。ガイドラインの趣旨を改めて理解して欲しい」と注意を促した。
また、記念講演では㈱ウサギの高橋晋平社長が登壇した。元バンダイ社員で「無限プチプチ」でヒットを飛ばして独立。「新しいアイデアの考え方と情報の集め方」をテーマに講演した。その中で高橋氏は、「アイデアは1人で考えるのではなく、他の人と話し合って考える方がアイデアの選択肢が広がる。特に異業種の人と喋る方が問題解決も早い。自分でもおカネを払ってでも欲しい、と主観から始める方が新しいヒントが生まれ、情熱が注げる」とパチンコ業界の集客にも参考になる講演内容となった。