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ジャパンアミューズクリエーションが破産手続き開始決定受ける(大阪) 遊技通信2024年5月2日

民間信用調査機関によると、大阪府でパチンコ店を経営していたジャパンアミューズクリエーションが4月23日に大阪地裁堺支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債額は、推定2億円とみられる。

同社は1993年3月に設立されたパチンコ店の運営業者。「JACSPOT21」「H&J21」の2店舗とゲームセンター1店舗の運営を主体に、不動産賃貸も手がけ、2007年3月期には年収入高約39億4,800万円を計上していた。その後、遊技人口の減少に伴い業容は伸び悩んでいたが、十分な内部留保を有し、健全な財務内容を維持していた。

しかし、射幸性抑制を目的とした法規制の強化により業績は悪化。2018年3月にゲームセンター運営事業をグループ会社へ移管し、翌2019年3月には「H&J21」を閉店するなど組織のスリム化を図り、2020年3月期の年収入高は約9億7,800万円にダウン。2020年以降はコロナ禍で一段と集客が落ち込み、2022年3月期の年収入高は約5億8,600万円に減少。遊技機器の入れ替え費用や人件費の負担が重く、5期連続で当期純損失を計上し、資金繰りも余裕を欠いていた。2022年12月には本店近隣の賃貸ビルを売却するなど財務面の回復を図ったものの業績悪化に歯止めがかからず、2024年3月期は大幅な赤字を計上し、債務超過に陥っていた。近時も集客の低迷が続き、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念した。

負債は推定2億円。

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