円谷フィールズHDがソフィアを子会社化
アミューズメントジャパン2024年3月26日
円谷フィールズホールディングスは3月25日、遊技機メーカーのソフィア(群馬県桐生市)の株式を取得し子会社化した。議決権の割合は51%。取得価額は31億6200万円。
ソフィアは1951年に創業し「西陣」ブランドで親しまれてきた遊技機メーカーで、1990年代にCR機の普及を加速させた大ヒット機『CR花満開』など数多くのヒット機を生み出してきた。同社の子会社には補給装置・島設備大手のエース電研、プラスチック成型・組み立てのアサヒ、電子部品・機器製造のエス・イー・エルの3社がある。
円谷フィールズHDは、スマート遊技機の導入促進で島設備と遊技機の自由な空間設計が可能になってきている中で「多様化する余暇においてパチンコホールが豊かな地域社会の形成に貢献するために大きな変革が求められている」とし、「島設備のトップ企業であるエース電研を含むソフィアグループとの協業は大きなシナジー効果を生み出す」と判断して株式取得を決定した。
同社はIR情報で「ソフィアグループの重厚な歴史に培われた不変の精神を継承するとともに、未来に向けて柔軟に変化を続け、ファンの皆様に喜ばれる魅力的なエンタテインメントの提供を通じて遊技機業界の一層の発展に資するべく、ソフィアグループとの関係強化と経営資源の最適化を図っていく」としている。