ユニバーサルエンターテインメント、2023年12月期は売上1,790億円、遊技機事業の好調が業績を牽引
グリーンべると2024年2月16日
ユニバーサルエンターテインメントは2月14日、2023年12月期の連結決算を発表した。売上高は1,790.1億円（前年同期比26.9％増）、営業利益は304.8億円（同152.2％増）、経常利益は380.8億円（同173.3％増）、純利益は284.4億円（同147.2％増）と、顕著な増収増益を達成した。
遊技機事業では、パチスロ・パチンコ機総販売台数が18万632台に達し、市場の活性化に大きく貢献。特に、GODシリーズ最新作『アナザーゴッドハーデス-解き放たれし槍撃ver.-』や『スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語／[後編]永遠の物語f-フォルテ-』『スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳BLACK EDITION』などの新台が市場に投入され、遊技性の幅を広げたことでパチンコホールから高評価を得た。遊技機事業の売上は809.8億円（前期比18.6％増）を記録し、営業利益は240.8億円（前期比21.5％増）となった。
統合型リゾート(IR)事業でも、オカダ・マニラの来場者数が増加し、売上高は969.5億円（前期比35.1％増）を達成。ゲーミング収益の増加とともに、施設面でのイベント開催や新たなレストラン、リテイルの誘致が好評を博し、セグメントの取扱高増加に貢献した。
2024年12月期の通期連結業績予想は、売上高が2,000億円（前期比11.7％増）、営業利益360億円（同18.1％増）、経常利益は200億円（同47.5％減）、196億円（同31.1％減）を見込んだ。
