年末年始パチスロ営業、2年連続で前年実績を上回る
グリーンべると2024年2月1日
メイドインサービスは1月19日、オンラインで「第20回パチスロ定例セミナー」を開催した。
今回のテーマは「SIRIUS(シリウス)で見る12月市場動向&最新台解説」。セミナーは店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象として、同社が保有するパチスロ営業データを元に、市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が務めた。
12月のパチスロ市場においては、スマスロ8.4万台、6.5号機1.8万台が市場に導入。これにより12月末時点でのスマスロと6.5号機合算の設置シェアは約59.9%となり、前月比で1.8%増加した。
今回のセミナーでは、年末年始(2023年12月29日~2024年1月4日)のパチスロ営業の実績について解説。期間中の平均稼働は11,137枚(前年同期比107.94%)、平均売上30,538円(同112.79%)、平均粗利5,164円(同104.07%)と、前年の年末年始営業に続き、稼働、売上、粗利の全てで前年比より上回る結果となった。
池上氏は「年末年始の稼働機種のトップは、『L バジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION』。稼働上位機種の半分くらいはコイン単価3円以上の機種が占めた。主力機種や趣味打ちできる機種がしっかり打たれた印象がある」と振り返った。
最新機種の分析では、1月に導入が始まった新台をピックアップ。総じて、抜群に良い実績を示した機種は無いとした上で、年末年始営業の目玉機種だった『L バジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION』についても「1月に入り増台の影響もあって稼働は4,000枚ほど落ちている」と説明。今後の課題として「ジャグラー、北斗など依然として名機に頼る現状に変わりはなく、3番手以下の機種をどう育成するかがホールの課題だ」と語った。
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