エコパチかわづが破産手続き開始決定受ける(静岡)
遊技通信2023年11月15日
民間信用調査機関によると、静岡県でパチンコ店を経営していたエコパチかわづが10月24日に静岡地裁下田支部より破産手続き開始決定を受けていたことが分かった。負債額は、約3,000万円とみられる。
同社は、2018年に設立されたパチンコホール事業者。関係会社からの会社分割で設立され、本店地においてパチンコホール「エコパチかわづ」を運営、パチンコ110台・パチスロ33台で、店舗周辺に居住する個人を集客し、2019年4月期には変則決算ながら年収入高約1億円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、集客は大幅に落ち込み、一時的にウイルス感染対策としてパチンコ40台のみの稼働とし、入館客も40名以内に制限した。その後は徐々に制限を緩め、パチンコ73台・パチスロ33台で運営を続けたものの、2022年4月期の年収入高は約5,000万円に落ち込んだ。先行きのメドが立たず、2022年11月に店舗を閉鎖し、実質的に事業活動を休止していた。