回胴遊商が幼児車内放置ゼロ巡回活動の結果報告、今年も発見事例はゼロに
遊技通信2023年11月1日
回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕記理事長)は10月30日、令和5年度「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果を発表し、発見事例がなかったと報告した。
平成17年8月1日にスタートしてから19年目を迎える本活動は、今年の夏の記録的な猛暑で熱中症対策に配慮しながらの取組みとなった。例年同様、1社で複数の報告を提出した組合員もおり、取組みへの関心の高さと熱意が感じられたと総括している。
活動を実施した組合員からは、「今年は例年以上の酷暑だったので、短時間でも車内に置き去りにされたら命が危ないと改めて感じた」「人だけでなくペットの動物も犠牲になったり、最近の異常な暑さで火災が発生したりと、幼児車内放置以外の事象も起こっているため、それらを防ぐことにもつながると思う」「どのホール店舗も従業員の意識が高いが、巡回を継続することでより車内放置やその他事件、事故につながるような事案を未然に防ぐ確率を上げることが大事だと思う」などの報告が寄せられた。
また今回の活動の特記事項として「子ども以外にも休憩している人が熱中症にかかったりするかもしれないので、差し支えないよう大人の方でも様子をうかがうことにしている」「スモークガラスの車のほか、日中でも立体駐車場等、車の中が確認しづらいところがあるためLEDライトを持って巡回した」「立体駐車場内ではホール警備保障の方と情報交換しながら、巡回当日だけでなく別日での出来事も聞くなどした」などの内容も寄せられている。