都遊協が定例理事会、銀商品の製作と導入時期について報告
遊技通信2023年9月28日
東京都遊技業協同組合(都遊協、阿部恭久理事長)は9月27日、都内の遊技会館で定例理事会を開催し、東京商業流通協同組合(東商流)が発出した「銀商品の製作と導入について」に関する報告が行われた。
東商流では、本年2月から金地金の高騰により1g金商品の取扱いができなくなるという課題に対応するため1g金商品と0.3g金商品の交換を進めており、低価格帯での賞品交換に対応できないことから、流通価格500円の1g銀商品を製作し、真贋検査機のインボイス対応を図ったうえで令和6年4月1日から提供することを決めた。
1g銀地金の大きさは1g金地金より縦と横でやや大きくなるが、1g銀商品のケースについては、厚さ7ミリ、縦55ミリ、横35ミリの樹脂ケースで既存の0.3g金商品と同じものになる。1g銀商品の申請受付については、申請分のみ製作する受注生産としており、第1次募集は9月末日、第2次募集は10月末日まで。使用開始日は、集荷場の対応や真贋機にインボイス対応の計数機能を付与するため、ソフトウェアの改修(2月から月120台)を含めて令和6年4月1日予定とされ、導入は申請順となっている。
また、1g銀商品の導入については、東商流の傘下組合員が取引するホールにおける1g金商品の休止が条件とされているため、銀商品の使用開始時に支障を来さないように、1g金商品と0.3g金商品の早期の交換を要請している。