消防隊員に無償で施設提供|ジョイパックグループ
アミューズメントジャパン2023年8月18日
「プレゴ」の屋号で関東にパチンコホール9店舗を運営するジョイパックグループ(東京都渋谷区)は8月17日、多摩消防署と災害協定を締結した。締結式が消防署内で行われ、同社レジャー事業部の山本安秀部長と小川勉署長が協定書を交わした。
今回の協定は、大規模災害の発生などで消防・救護活動に携わる消防署員に対し、同社運営の温浴・休憩施設を無償で開放するというもの。同社が運営する『ヒューマックスパビリオン永山』内の健康ランド『竹取の湯』は、交差点を挟んで同署の目の前にある。
山本部長は協定締結の経緯について「今年2月の積雪で、周辺の歩道を雪かきする消防隊員のみなさまの姿を見た弊社オーナーの『温浴施設で体を休めてほしい』という想いから協定締結に至った。今後も消防隊員の方々を含むエッセンシャルワーカーの方々に対して感謝の気持ちを忘れずにサービスの提供・継続をしていきたい」と語った。
小川署長は今回の締結に関して「今年は関東大震災から100年という節目の年で、本協定が結ばれたことは非常に有意義なもの。職種は違うが、我々が手を携えることで多摩市内の安心・安全に貢献できると考えている」と謝辞を述べた。
文=アミューズメントジャパン編集部