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神奈川県遊協総会、知恵を出し合い諸問題に立ち向かっていく 遊技日本2023年7月7日

神奈川県遊協は6月23日、横浜市の横浜ベイホテル東急にて第57回通常総会を開催。組合員総数178名中、委任状を含む164名が出席し、令和4年度事業報告など上程された10議案すべてを可決承認した。

冒頭の挨拶で伊坂重憲理事長は、「社会貢献活動については、神奈川福祉事業協会と連携して、その時々に必要な支援をしている。昨年は、ロシアのウクライナ侵攻に伴い神奈川県に避難してきたウクライナ避難民に対し、県が準備した県営住宅ですぐに生活できるように電化製品や家具などを迅速に取り揃えた。この支援活動については、テレビ・新聞で報道され、大きな反響があった」と振り返り、「スマパチ・スマスロを始め、多種多様な機種が登場し、パチンコ・パチスロ関連のテレビCMも増えて、業界に一筋の明るい兆しも見えてきている。広告宣伝ガイドラインも全国共通のルールで、よりフェアな形でファンに向けた適正な広告宣伝ができるようになった。ホールが安心・安全に遊技できる国民の憩いの場になるよう、知恵を出し合い様々な問題に立ち向かっていかなければならない」と組合員に協力を呼び掛けた。

来賓挨拶では、神奈川県警察本部生活安全総務部の太田広明課長が登壇。神奈川県遊協が取り組んだ、児童への心臓移植手術に関する支援、福祉車両の贈呈事業など、様々な社会貢献活動を評価したほか、「パチンコ営業に関する広告宣伝の規制については、業界団体が主体となって自主的に取り組んでいくことを求めるもの。今後は広告宣伝のガイドラインに沿って進めていただきたい」と要請した。

総会では議事に先立ち、退任する役員への感謝状授与のほか、永年勤続者、社会貢献及び業界のイメージアップに貢献した個人・団体への表彰式が開催された。

また、今期は任期満了に伴う役員改選が行われ、伊坂重憲氏が7期目となる理事長に再任した。伊坂理事長は、「理事長を12年務め、自分より年上の人が少なくなってしまった。今後は若手を育てて、早く代われるようにしたい」と述べた。

 

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