埼玉県遊協総会、趙顕洙氏が3期目となる理事長に再任
遊技日本2023年7月7日
埼玉県遊協は6月20日、さいたま市のホテルブリランテ武蔵野で第56回通常総会を開催した。総会は組合員115名中、委任状を含む106名が出席し成立。事業報告など全5議案が上程され、全て可決された。任期満了に伴う役員改選では、趙顕洙氏が3期目となる理事長に再任した。
冒頭、趙理事長が挨拶。「去年の11月からスマスロ、今年の4月からスマパチがリリースされて、業界に変化の兆しを感じている。まだまだ、色々な問題があると思うが、新たな時代に突入したということで、ここからまた組合員が一丸となって、力を合わせて業界を盛り上げていきたい」と述べ、組合員に向けて協力を呼び掛けた。
同組合に加盟する店舗は令和5年3月末現在で、前年比30店舗減少の330店舗。遊技機の設置台数は前年比9,098台減少の15万4,503台と苦しい状況が報告された。
議事では、令和4年度事業報告に続き、令和5年度事業計画について説明された。令和4年度事業報告では、「新型コロナウイルス感染症への適切な対応」「依存問題に向けた諸対策の推進」「手軽で快適な遊技が出来る遊技環境の構築」「子ども食堂支援等の積極的な社会貢献活動の推進」について報告。令和5年度事業計画では、「身近で手軽な大衆娯楽の確立」を基本理念に掲げ、「パチンコ・パチスロファンの回復・拡大」「パチンコ・パチスロ依存問題への対応」「広告宣伝への適切な対応」「安定したホール経営の推進」「積極的な社会貢献活動」を事業推進の基本とする方針が示された。