趙理事長が3期目へ
アミューズメントジャパン2023年6月21日
埼玉県遊技業協同組合は6月20日、ホテル ブリランテ武蔵野(さいたま市中央区)で通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、趙顕洙理事長を選出した。
趙理事長は3期目。副理事長には泰山祐輔氏と五月女善重氏が就任した。紙屋修三専務理事の後任には齋藤正士氏が就いた。
冒頭挨拶で登壇した趙理事長は、「スマート遊技機のリリースで、業界には確かな変化の兆しが感じられるようになった。課題は山積しているものの新たな時代に突入した今、組合員が一丸となって本当の意味で遵法営業に邁進し、業界を盛り上げていただきたい」と挨拶した。
来賓挨拶では、県警本部生活安全部の廣木利信部長が登壇。広告宣伝ガイドラインに沿った健全運用を要請したほか、県内の治安情勢を解説した。
総会後の祝賀会では、廣木生安部長や全日遊連の阿部恭久理事長が祝辞を述べた。阿部理事長は自由民主党本部で6月14日に開催された遊技産業議員連盟の会合を振り返り、遊技業の社会的地位向上のために議論が交わされていることを紹介した。
阿部理事長は6月19日に行われたギャンブル等依存症対策推進関係者会議の様子についても言及。依存に関する電話相談件数で多いものは宝くじであること、依存の問題は多重債務や家計破綻であることなど、会議のトーンが変わりつつあることを説明した。
乾杯の発声は全関東遊技業組合連合会の佐藤孔一会長が行った。佐藤会長は7月13日に予定されている全関東の総会で会長職を辞し、趙理事長にバトンタッチする予定であることを明かしてからグラスを高く掲げた。