栃木県遊協総会、「組合加入率100%を目指す」決議文を採択
遊技日本2023年7月3日
栃木県遊協は6月1日、宇都宮市のホテル東日本宇都宮にて第57回通常総会を開催。寄付金贈呈では、金淳次理事長から福田富一県知事に地域福祉金として100万円の目録が手渡され、福田知事から金理事長には感謝状が贈られた。議案審議では、2023年度事業計画や賦課金の徴収方法など全8議案が上程。全て、拍手により承認された。
冒頭の挨拶で金理事長は、「私たちは、パチンコ・パチスロ遊技を国民の身近な娯楽として堅守するためにも、苦境に屈することなく、選択と集中を戦略とした多角的、長期的視野に基づく経営活動を行い、より最善の手段を模索していかなければならない。特に広告宣伝については、ガイドラインを基本とし、新しい時代の広告宣伝により、国民の期待と信頼を得るとともに、遊技人口の回復、拡大を図っていかなければならない。そして、昨年から導入されたスマート遊技機の安全性と魅力を有効に活用しながら、新たな戦略による新しい時代のホール経営を確実なものにしていただきたい。お客様に対し、明日の活力につながる大衆娯楽を提供していくことで、顧客満足度を高め、国民の幸福度の高揚につながっていくことを念願して止まない」と熱弁を振るった。
第7号議案では、「組合加入率100%を目指す」決議文を採択。現在、県内には非組が13店舗あり、これらに働きかけ、全店舗が組合員になることを目標にする。非組に対しアプローチをする話はよくあるが、総会での承認はおそらく全国初のことで、行政からも評価を得ているという。