静岡県遊協通常総会、依存問題・広告宣伝の適切な対応を推進
遊技通信2023年6月21日
静岡県遊協は6月8日、静岡市のホテルグランヒルズ静岡で第62回通常総会を開催した。
総会冒頭の挨拶で冨田直樹理事長は「依存問題への対応を最優先課題として、自己申告・家族申告プログラムの導入を推進し、新たな方針としてホール関係4団体から示された広告宣伝ガイドラインに基づく広告宣伝の適切な対応にも取組んでいく」と述べ、業界の発展と社会的責任を果たすために、組合活動への支援と協力を求めた。
来賓挨拶には、静岡県警察本部生活安全部の水嶋春彦部長が臨席。県下の犯罪情勢を解説し、「SNSを利用して実行犯を募集する強盗や詐欺事案が多発しているが、パチンコホールでは、電光掲示板を活用した防犯情報の提供や特殊詐欺事案に関する注意喚起を行うなど、多大な支援を頂いている」と感謝の言葉を述べた。
議事では、上程された5議案をすべて可決承認。令和5年度の運営方針については、依存問題への対応、ファンの回復・拡大、お客様第一主義の実践、積極的な社会貢献活動の推進、広告宣伝への適切な対応の5項目を挙げた。
3団体の代表者に寄付金の目録を贈呈した富田理事長(左)
当日は、総会に先立って恒例となっている寄付金贈呈式を開催。静岡県教育委員会(300万円)、静岡県暴力追放運動推進センター(100万円)、静岡県防犯協会連合会(100万円)の合計500万円を寄付し、静岡県の池上重弘教育長から冨田理事長に知事感謝状が贈呈された。