広島県遊協 通常総会 延川理事長を再任
アミューズメントジャパン2023年6月19日
広島県遊技業協同組合は6月16日、広島市内のホテルで通常総会を開催。7つの議案すべてが承認された。任期満了に伴う役員改選で、延川章喜理事を理事長に再任した。
延川理事長は冒頭挨拶で、『レジャー白書』が発表したパチンコ参加人口や警察庁発表の全国のパチンコホール店舗数が減少し続けていることに言及し、「広島県においても4月末現在において、前年同月から15店舗減少の188店舗になっている」と厳しい状況を説明し、「遊技人口の回復は喫緊の課題」だとした。
業界を取り巻く環境の今後については、「先般、大阪IR整備計画が国から認定されたことから、今後より一層、我々の依存症対策の取組が社会の関心になると予想される」と述べた。
このほか、新型コロナウイルス感染症問題などで遊技業界はいわれなきバッシングを受けたことなどを挙げ、「こうした荒波に立ち向かうためには、やはり組合が一致団結して、その正しい姿を胸を張って表していく必要がある」と連携強化の理解を求めた。