関西遊商が通常総会、役員改選で小西理事長を再選
遊技通信2023年5月29日
関西遊技機商業協同組合(関西遊商、小西哲也理事長)は5月24日、大阪市内のホテル日航大阪で第62回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で小西理事長を再選した。
冒頭の挨拶で小西理事長は、まず中古遊技機流通について2022年度は全国で約55万台と前年度の約75万台から大幅に減少したことを報告し、10年前と比べると半減になるとした。また、業界は厳しい状況が続いているが、その対応策としてスマート遊技機の登場、日工組によるファンの裾野を広げる取組みに期待を寄せた。
総会の議事では上程案件をすべて可決承認し、事業報告では関西遊商の確認証紙発給枚数は稼働実績で12万5803枚(前年比91.5%)、件数で7万4022件(同86.8%)、1件あたりの台数は約1.70台だったことが報告された。役員改選では小西理事長のほか、副理事長に加藤誠一氏と北大将氏、専務理事に西川直也氏、常務理事に水野正人氏、会計理事に月川誠仁氏とする新執行部を決めた。
総会前には代表者研修会として大阪府警察本部生活安全部保安課の林秀行課長補佐が講話を行い、遊技機の不正改造事案の根絶および遊技機の流通過程における健全化、使用済み旧規則機の適正な処分、児童・幼児の車内放置事案の防止の3点を要請した。
また、関西遊商の社会貢献活動に対する感謝状贈呈式も行われ、大阪市、大阪府共同募金会、大阪府赤十字血液センターから表彰を受けた。