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ダイナムが社食で復興支援ランチ アミューズメントジャパン2023年4月18日

ダイナムは4月17日から東日本大震災の復興支援の一環として、同社本社ビルの社員食堂で三陸・常磐産の食材を使用したランチの提供を社員向けに開始した。

今回の支援は三陸・常磐地域の水産業などの復興と発展を目指す、官民連携プロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」の趣旨に賛同したもの。同プロジェクトには、産業界や全国の自治体、政府関係機関など、977の団体や企業が参画。水産物などの売り手と買い手を繋げることで、消費拡大を推進するのが狙いだ。参加企業は、三陸・常磐の水産物を社食や弁当、キッチンカーなどのカタチで購入、消費して被災地の復興と更なる発展に寄与する。

ダイナムでは、「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」から購入した食材を同社本社ビルの社員食堂でランチメニューとして定常的に提供。メニューは週替わりで変更して、長期的に支援していく予定だ。初週メニューは、「岩手県産のサンマのフライ」と「銚子産のサバの味噌煮」を用意。販売価格は400円で、会社負担を含めて1食あたり420円が被災地支援に繋がる。予定数量は1日20食で、初日は即完売するなど社員の評判も良好だ。


東日本大震災では、ダイナムも50店舗余りが多大な被害を受けた。この震災で亡くなられた従業員もいたことから、同社では発生から10年間にわたり、宮城県、岩手県、福島県の3県に累計約9億円の寄付活動を行うなど、復興への思い入れは強い。

今回の取り組みについて、ダイナムの保坂明代表取締役社長は、「現地を見ていると、復興にはまだ時間が必要だと感じる。今回の取り組みは自社として持続可能なもので、美味しい水産物を味わえるという点で社員の活力にもなる。提携している食堂の調理チーム(日本ヒュウマップ)と話し合いながら、長期的にこの活動に参画したい」と話す。

今後の取り組みとして、ダイナム店舗がある周辺地域の無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供する「こども食堂」に同プロジェクトのお弁当を提供する支援活動も進行中。全国チェーンとして、地域のさらなる発展に寄与していく予定だ。

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