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21世紀会でフジテレビ番組に要望書 遊技通信2022年5月20日

全日遊連は5月20日に開催した全国理事会後の記者会見で、18日朝のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」が、山口県阿武町が誤って振り込んだ新型コロナ対策の臨時特別給付金4630万円の一部を使用したとして24歳男性が逮捕された件の報道で、「誤送金を受けた男性とみられる人物が100万円近い現金を持ってパチンコ店を訪れた」と伝えたことに対し、21世紀会として要望書を提出していたことを明らかにした。記者側の質問に応えるかたちで、阿部恭久理事長と事務局が報告した。

番組放送を受けパチンコ・パチスロ産業21世紀会では、「あたかも誤送金のお金の100万円をパチンコで使ったかのような印象を与える。依存問題に取組む業界にとって悪しき誤解が広がるのを懸念している」として、事実に基づいた慎重な編集作業を行うよう同日中に要望書を提出。翌19日、同番組内で「容疑者の民事事件の代理人弁護士によると容疑者は100万円をもってパチンコに行った覚えはないと話している」と、放送内容の訂正と謝罪があった。番組からは21世紀会に対する謝罪の電話もあったという。

全日遊連では、「我々の要望にきちんと対応していただいたものだと思う」としたほか、阿部理事長は「番組内容自体に疑問を抱いた。言うべきことはきちんと主張しないといけない」と述べた。

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