神奈川県遊協、ウクライナ難民支援で県に寄付金
遊技通信2022年4月26日
神奈川県遊協及び同福祉事業協会は4月25日、横浜市の県庁を訪れ、ウクライナ避難民支援に取り組んでいる神奈川県に対して、県営住宅5部屋分の家財道具一式(約230万円相当)の目録を寄贈した。目録寄贈式には黒岩祐治知事が出席し、県遊協の伊坂重憲理事長から目録を受領した。寄付金は寝具や家電などの購入に充てられる。
神奈川県は4月に人道支援を行うための「ウクライナ避難民の受入に関する支援チーム」を県内に設置。支援チームを通じて就労や就学、生活支援など、避難してきた人たちへの相談や要望などへの対応にあたっている。寄付金を贈呈した伊坂理事長は、県の迅速な対応に敬意を示しながら「避難してきたウクライナの人たちが希望をもって生活できるよう、目に見える形で支援したいと申し入れさせていただいた。この取り組みが人道支援の輪が拡がるきっかけになれば」と述べた。また、黒岩知事はウクライナやポーランドの各大使と意見交換を行うなかで難民の受け入れ体制を整えたことや、支援チームを発足させた経緯を説明しながら県遊協と福祉事業協会へお礼を述べた。