遊技産業政治連盟が会見 参院選で木村義雄氏の支援を表明
遊技通信2022年3月17日
全日本遊技産業政治連盟(阿部恭久会長)は3月15日、ヒルトン東京お台場で記者会見を行い、この夏の参議院選挙の比例代表において、自民党公認候補予定者で前参議院議員の木村義雄氏を支援することを表明した。会見には木村氏、阿部会長(全日遊連理事長)のほか、政治連盟の副会長を務める日遊協・西村拓郎会長、日工組・榎本善紀理事長、日電協・兼次民喜理事長、全商協・中村昌勇会長、回胴遊商・大饗裕記理事長、MIRAI・東野昌一代表理事、余暇進・千原行喜副会長といった8団体の代表が出席し、業界挙げての活動であることをアピールした。
会見で挨拶に立った木村氏は、「時代に適した風営法を求める議員連盟」を通じて遊技産業との関わりを持ち、新型コロナ禍でのセーフティネット保証の対象や、改正遊技機規則の経過措置の延長が図られた経緯を語った上で、「そのすべてを議員連盟の成果とは言わないが、皆様を側面で支えてきたと自負している。衆議院議員を7期、参議院議員を1期、約30年間国会議員として活動してきた経験と実績を活かし、皆さん方の業界に貢献していきたいと思っている。遊技産業の繁栄の道筋が描けるよう、全力で取組んでいきたい」と決意を示した。
政治連盟の阿部会長は、「遊技産業における自民党の職域支部を全国に作っており、今のところ16支部で党員が約4,500名ほどいる。現在、支部設立に動いているところもあり、こうした各地の職域支部の皆さんとコミュニケーションをとりながら支援活動を広げていければと考えている。この18日にも職域支部の代表者を集めた会議を行う予定で、木村先生の想いや人となりをみなさんにご理解いただいてもらうための場を多く作っていきたい」と述べたほか、5月には遊技産業政治連盟主催の政治資金パーティを開催する考えを示した。
さらに阿部会長は、3年前の参議院選挙を振り返り、「3年前は票が届かなかったが、政治との関係ができたことで、その後のセーフティ融資の獲得や経過措置の延長など、そのすべてが政治の力ではないにしても、側面からのご支援を得て業界が変わってきたという部分もかなりある。これからも、そうしたお力を借りながらファンの皆さんにも喜んでいただけるような環境作りができればと思う」と述べた。また、会見に臨席した各団体の代表からは、「全力で支えていきたい」「業界一致団結していい形にしていきたい」と、支援に向けた意気込みが示された。