ユニバーサル通期決算、遊技機事業の売上、利益とも減少
グリーンべると2022年2月18日
ユニバーサルエンターテインメントは2月14日、2021年12月期の決算を公表。売上高904億3,500万円(前年度比0.5%減)、経常損益25億800万円の赤字(前年度は92億4,900万円の赤字)、純損益190億5,200万円の赤字(前年度は192億1,800万円の赤字)となった。
遊技機事業では期中、『新ハナビ』『SLOT魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』『沖ドキ!DUO』などをリリース。この3機種は2021年パチスロ販売市場で上位の販売台数となったことから、同社は2021年の年間販売台数においても上位のシェアを確保した。ただし、コロナ禍によるホールの集客減や新台導入への慎重姿勢が続いことから、遊技機事業単体における売上高は541億8,600万円(前年度比12.3%減)、営業利益は133億1,100万円(同34.7%減)と、減収減益となった。
次期(2022年12月期)は、6.5号機やメダルレス遊技機等の開発が進められていること等から、パチスロ市場の活性化を予測。同社では既に『沖ドキ!DUO』の増産、『バーサスリヴァイズ』の導入を開始。合わせて『パチスロ デビル メイ クライ 5』『SLOTマッピー』『Pナムココレクション2』の販売を開始している。ただし業績予測は、新型コロナの世界的な拡大が続いていることから未定とした。