NEXUSグループが「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策を実施
遊技日本2022年1月28日
アミューズメント事業、フィットネス事業、飲食事業などを展開するNEXUSグループは、国連が定めた「持続可能な開発目標」SDGs活動への取組みの一環として、「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策をスタートした。
同社の飲食事業部では、続くコロナ禍において飲食店への営業時間の短縮や休業要請の影響を受け、多くの食材が行き場を失ったことで、フードロスに対する意識が高まり、2020年度には社会貢献のひとつとして「子育てママ応援企画」お弁当100食を無料配布するなど、行き場を失った多くの食材を活用した。
同社は、これらの活動を通して多くの学びを得たことで「食品ロス削減」対策を事業部規模でNEXUS SDGsプロジェクトの一環として取組んでいくことを決めた。具体的には、①各店舗毎に発注数から実際の提供数を数値化し、過剰発注を削減 ②今後の取組みとして食事提供の量をカスタマイズ出来るように ③食品廃棄ロスに対して、提供前の廃棄を削減する ④各月での廃棄した量をグラム単位で数値化し共有する、といった取組みを進める。
D’STATIONのコーヒーサービスでは、プラスチックごみの問題に対する取組みとして、2022年1月から全ての店舗で「コーヒー」のマドラーをプラスチックから、環境にやさしい紙マドラーに変更した。同社は、「これは小さな一歩ですが、社会課題解決のためにできることを、一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと考えております」としている。
「フードロス(食品ロス)」は、本来食べられる食品なのに捨てられてしまうことによる損失を指し、食品製造・卸・小売業、外食産業など事業活動によって出る「事業系フードロス」と、家庭から出る「家庭系フードロス」の大きく2種類に分けられる。世界の食料廃棄は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおよそ3分の1の食料が破棄されているといわれている。