PAAが第5回社員総会を開催
アミューズメントジャパン2021年12月7日
ぱちんこ広告協議会(PAA)は11月24日、第5回社員総会を開催。9月末時点の会員総数65人のうち社員52人(委任状含む)が出席した。
大島克俊理事長は冒頭の挨拶で、「5期目はコロナ禍対応に奔走し、手探りで活動を続けてきた。6期目は業界にとっても会員企業にとっても価値ある活動をしていきたい」と述べた。
議事では第6期の主な活動として、PAA AD Networkや防災拠点ネットワークなどのPAAオリジナルサービスの拡充、業界が抱える全体課題に対する取り組み、新たなファンの創出への取り組み、運営体制の強化などの活動方針が報告された。
役員改選では事業活動の円滑化を進めるために理事の増員が行われ、新たに宮﨑公章氏、岡崎翼氏、荒川猶弘氏、毒島大輔氏を選任。総会後に行われた臨時理事会では、副理事長の松丸仁氏の辞任に伴い、平野輝寿氏と本橋優氏が選任され、平野氏が筆頭副理事長に就いた。
総会では警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長の祝辞を朝妻係長が代読。PAAが取り組む「ぱちんこ業界における広告・宣伝に係るガイドライン」の策定や「ギャンブル等依存症問題勉強会」の開催などの取り組みを評価した上で、「広告・宣伝の健全化は、清浄な風俗環境を保持するために不可欠なものであるとともに、ぱちんこへののめり込み・依存防止対策を進める上でも欠かすことのできないもの。業界自らが問題意識を持って取り組むことが重要と考えており、引き続き、貴協議会がその中で大きな役割を担い、推進されることを心から期待している」と行政の考え方を示した。