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日遊協 臨時総会で会員資格の停止条項を追加 遊技通信2020年9月25日

日遊協は9月11日、都内新宿区のハイアットリージェンシー東京で臨時総会を開催し、定款の一部変更を承認。会員資格停止条項の追加を行うとともに、運用にあたっての関係規程として「会員の資格審査に関する規程」を同日の理事会で承認した。
 
臨時総会で西村拓郎会長は、「業界挙げて取り決めた高射幸性遊技機撤去の決議にもかかわらず、法的に罰せられないのをよいことに設置し続けているホールが存在する。非常に残念で仕方ない」とした上で、今後も高射幸性遊技機を含む機種の撤去期限が次々に迫っていることを示し、「撤去しないホールがないよう、声を掛け合うことが大切だ」と述べた。
 
さらに西村会長は、21世紀会決議は業界総意として取り決めたものであり、設置期間の延長は遊技機メーカーや販社の大きな犠牲のもとで実現しているものだと指摘し、「このことを充分に理解している経営者であるならば、検定切れ遊技機や高射幸性遊技機の撤去は当然の責務」と述べた。また、新型コロナにより疲弊している業界がセーフティネット保証が受けられるようになったことや、旧規則機の設置期間を延長した行政の措置に触れ、「こうした対応に対し、高射幸性遊技機を撤去しないという行為は業界の未来を閉ざしかねない迷惑行為だ」と批判。「このコロナ禍で全世界が疲弊し困窮する中、我々パチンコ業界が社会の一員として果たすべき責任をコツコツとやらなければ、この業界を社会に必要とされる産業にする道は閉ざされてしまう」として、出席者の理解と協力を求めた。

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