エムズマーケティングはこのほど、最新の「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公表した。同調査はパチンコ業界の景気動向の判定を目的に四半期毎に実施しているもので、日遊協、MIRAI団体会員、その他の関係企業の協力のもと全国のパチンコ店経営企業を対象に、2026年6月11日~6月30日にかけて、ファックスとWEBアンケートで実施し、51企業79地域から回答があった。

報告書によると、過去1ヵ月の収益や売上・粗利などから判断される「全般的業況」は、前回から回復が続き7.6ポイント(前回比7.6上昇)となった。3ヵ月後は若干低下するものの、5.1ポイントとプラス圏を維持する見通し。

事業規模別では、小規模事業者(1~3店舗)が▲27.3ポイント(前回比20.6低下)、中規模事業者(4~10店舗)が±0ポイント(前回比±0)、大規模事業者(11店舗以上)が16.0ポイント(前回比7.7上昇)となった。今回、大幅な低下が見られた小規模事業者だが、3ヵ月後は上昇する見通しである。

「稼動状況」は、パチンコが▲55.7ポイント(前回比4.3上昇)、3ヵ月後は▲50.6ポイント、パチスロは32.9ポイント(前回比7.1低下)、3ヵ月後は31.6ポイントとなる見込み。パチンコは改善が続く見通しだが、依然として厳しい状況にある。

「資本投資気運(遊技機)」は±0ポイント(前回比12.5上昇)となり、3ヵ月後はさらに3.9ポイントまで上昇する見通し。また、「資本投資気運(遊技機以外)」は15.7ポイント(前回比22.8上昇)、3ヵ月後も17.6ポイントとプラス圏を維持すると見られている。

今後3ヵ月間の営業施策について増減差で見ると、「遊技事業」は3.9(前回比3.9上昇)に回復。また、「遊技以外の事業」は18.0ポイント(前回比4.8上昇)となった。「設置台数」は、パチンコが▲37.3ポイント(前回比2.0上昇)、パチスロは45.1ポイント(前回比8.5低下)。「遊技機購入費」は、パチンコ新台が▲28.6ポイント(前回比28.5上昇)、パチスロ新台は14.0ポイント(前回比2.1低下)、パチンコ中古機は20.4ポイント(前回比7.9上昇)、パチスロ中古機は18.0ポイント(前回比5.5上昇)となり、パチンコ新台はマイナス圏ながら大幅な改善が見られた。