山口県総会 金理事長が再選
遊技通信2019年6月20日
山口県遊協は6月13日、山口市の山口グランドホテルで2019年度通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で金栄作理事長を再選した。また、副理事長には瓜田徳男氏、三木秀徳氏、平岡光章氏、清水裕介氏の新任4名を承認した。
総会で挨拶にたった金理事長は、市場縮小に歯止めがかからない現況を憂慮しながら、各地域におけるパチンコ店の存在価値を高めていく取り組みがファン人口回復に繋がるとの考えを示し、安心して遊べる遊技環境の構築に務めていきたいと語った。また、業界に課せられた喫緊の課題として、消費増税と改正健康増進法への対応を挙げ、いずれも「行政当局の指導を受けながら取り組んでいきたい」と述べた。
議案審議では上程された4議案をすべて拍手によって承認した。事業報告では安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度の運用として、県遊協主催による出張型DVD講習会を各地区で21回開催し、445人がアドバイザーとしての認定を受けたことが報告されたほか、事業計画では4項目の基本方針と、広告宣伝の適正化など10項目の継続的推進事項を策定した。来賓には山口県警察本部生活安全部の柏木義行部長、同企画課の川端浩輔参事官兼企画課長、全日遊連の千原行喜副理事長が臨席した。柏木部長は県遊協の日頃の防犯活動と社会貢献活動を高く評価しながら、組合員の健全営業を促した。川端参事官は依存問題対策として特に自己・家族申告プログラムの活用など、依存問題対策に向けた取り組みを呼びかけた。