愛知県遊協総会、改選で西原理事長が再選
遊技通信2019年5月30日
愛知県遊協は5月23日、名古屋市のANAクラウンプラザ ホテルグランコート名古屋で第58回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で西原英烈理事長の4期目の再選を決めた。
総会冒頭の挨拶で西原理事長は「元号が変わり我々の業界も低迷から繁栄へと変われるように願っている。これから業界が発展するためには、世の中の諸事情を見極め、法令遵守を徹底し、それぞれの地域社会で好感を持たれ、信頼されるための対策を積極的に推進する必要がある」と述べた。また、これまで実施してきた防犯カメラの寄贈や福祉活動などの社会貢献を継続し、県民のホール営業に対する好感度を高める活動も積極的に推進していく意向を示した。議案審議では、西原理事長以下現執行部の留任を決めたほか、依存問題に向けた諸対策の推進など5項目を今年度の実施事業に挙げた。
議案審議の後は、多数の来賓を招いて福祉基金の贈呈式を開催し、県や名古屋市など17団体に総額1090万円を寄贈。寄贈団体を代表して愛知県の宮本悦子副知事から西原理事長に感謝状が贈られた。また、式典で愛知県警察本部生活安全部の渡邊彰部長の祝辞を代読した同保安課の杉島健一課長は、組合が依存問題対策として推進している折込チラシへの注意喚起やライター、芸能人の来店イベントに関する告知の自粛などの活動を評価したほか、「今後も課題はあるが、組合一丸となって健全営業に向けた取組を推進して欲しい」と要請した。さらに式典では、合計211名の永年勤続社員に対する表彰も合わせて行われた。