体感器販売に窃盗幇助で逮捕者
グリーンべると2003年11月21日
パチスロ機に使用する「体感器」をネットを通じて販売していたとして広島北署は、福岡市西区の無職冨永正文容疑者を窃盗幇助の疑いで逮捕した。11月7日付中国新聞が報じた。
報道によると冨永容疑者はインターネット上で体感器を使ったメダル窃盗役を募集。5月中旬、東広島市内の飲食業者ら男性2人に、体感器1台を60万円で販売。男性2人は5月29日、購入した体感器でメダル2700枚(4万5000円相当)を盗んだとして広島北署に逮捕、窃盗罪で執行猶予の刑が確定しているが、冨永容疑者は二人の供述から浮上したことから今回の逮捕につながった。
体感器の販売で逮捕者が出たのは広島県では初めてと同紙は報じているが、本誌『月刊グリーンべると』が確認できた範囲では今回のように体感器販売に窃盗幇助が適用されたのは全国でも初のケースにあたる。