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ユニバーサル、映像新技術の実用、量産化を発表 グリーンべると2016年2月5日

 株式会社ユニバーサルエンターテインメントは液晶に変わる映像表現として「高性能マイクロプロジェクター及び、3D描画エンジンとの双方向性を視野に入れた超高速広帯域画像処理モジュール」の開発・実用化に成功、量産化を開始すると発表した。

 上記の技術はいわゆる「プロジェクションマッピング」のように、立体的な対象物に対して映像を投影する技術と、個別に異なるタイミングで動作する対象物の動きに合わせて投影を制御する技術を融合したもの。

 パチスロの演出を例に挙げると、プレイヤーの遊技の仕方(ストップボタンの押下タイミング等)により異なる個別の投影タイミングに合わせ、投影対象に映像をきれいに映し出すという技術だ。特に今回、マイクロプロジェクター(小型の投影装置)の高性能化、ローコスト化に成功したことが新技術に寄与した。

 従来の液晶による演出をこの新技術に置き換えることで、表現方法の幅が広がるとともに、これまでにないインパクトが期待される。また、多様なスクリーンサイズが要求される液晶パネルに比べ、将来的にマイクロプロジェクターが標準化されることで、生産リスクの低減、リサイクル効率の大幅向上も予測される。

 発表に際し同社の長谷川崇彦マーケット戦略室室長は、「当社が新技術を開発したということを強調したいわけではない。この技術が将来的に業界全体の活性化、コストの低減に繋がれば」と抱負を述べた。

 新技術の注目点は、これまでパチスロでは不可能だった「投影による奥行きを持たせた映像表現」を可能にしたことだ。これにより投影対象の工夫次第でさまざまな表現が可能となり、何より開発・製造段階での恩恵も非常に大きいと思われる。

 すでに新技術を採用したパチスロ新機種が型式試験の適合を受けており、同社では今春に向け販売を開始する予定。

 また、イメージセンサーと画像処理LSIを応用し、コインセレクター向けにコインの刻印や色を識別する機能も開発した。これにより他店からのコインの持ち込みや、低貸コーナーからの持ち込みの抑制を狙う。こちらも今後のパチスロ機への搭載を予定しているという。

(c)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

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