太陽財団、平成27年度助成は18事業・総額1100万円
グリーンべると2015年1月9日
北海道のパーラー企業・太陽グループ(札幌市、東原俊郎社長)の東原社長が理事長を務める公益財団法人・太陽財団は1月7日、平成27年度助成対象事業を決定したことを発表した。
同財団は、北海道における自然・歴史など、地域固有の資源の保全・活用や文化・スポーツの振興などを通じた、地域づくりの活動に対して、財政的援助を行うことにより、豊かで潤いのある道民生活と活力ある北海道の地域社会の形成に寄与することを目的として、平成13年に太陽グループが中心となって設立。同年から開始した助成事業は今回で15年目を迎える。
『創ろう!これからの北海道』をスローガンに募集を行った平成27年度は103件の応募があり、11月下旬に外部有識者を主体とする選定委員会が選定基準に基づいて厳正に審査。さらに、12月中旬の理事会における審議で、地域性や活動分野を考慮し、地域の伝統を継承する事業、新たなスポーツの普及・定着を目指す事業、障がい者・高齢者福祉の充実向上を目指した事業など、広範多岐にわたる18件の事業に対して総額1,099万7,000円の助成を決定した。これにより、15年間での助成総件数は264件、助成総額は1億8,579万8,935円となった。
なお、同財団では2月中旬に札幌市内のホテルで「助成対象事業贈呈式および地域づくり交流会」の開催を予定している。