民間信用調査機関によると、愛知県で電子部品の企画・設計をしていたエイビックが7月8日に名古屋地裁より破産手続き開始決定を受けたことがわかった。

同社は2001年に設立され、遊技機用電子部品の企画・設計を主体に、液晶ディスプレイの販売やスポーツ器具の開発などを手がけていた。自社にて回路設計や組み込み開発、基板設計から設計検証を行った電子部品を、外部協力工場を利用して製造し、2014年9月期には年売上高約28億5,000万円を計上していた。しかし、遊技機市場の低迷に伴って当社の業況も縮小傾向を余儀なくされ、近年の業績は低調に推移。2025年9月期の年売上高は約3億1,100万円にダウンし、連続での赤字計上で財務面は悪化していた。年商規模を上回る借入金の返済負担も重く、資金繰りはひっ迫。今後の業況改善の見通しも立たなくなり、2026年1月に事業を停止していた。

負債は、債権者約45名に対し約6億9,900万円。