福岡県遊協が総代会、平岡聖教理事長が再任
遊技日本2026年5月26日
福岡県遊協は5月25日、福岡市内のグランドハイアット福岡で第65回総代会を開催した。合わせて福岡県遊技場組合連合会の第75回定時総会、福岡県遊技業防犯協力会連合会の第41回定時総会も行われた。総代会の議事では上程された7議案すべてが可決承認され、第5号議案の任期満了に伴う役員改選の件では、平岡聖教理事長が再任された。
総会は、出席者43名で過半数を超え成立。冒頭に挨拶した平岡聖教理事長は「私が今、特に感じているのは、業界がシュリンクして先細り感が否めない中、もはやどこか一部の企業だけが儲かれば良いという時代ではなくなったということ。推しパチ・推しスロの日の件でもそうだが、業界全体が一体となって知恵を絞りお客様の拡大を図っていく、それが非常に大切だと感じている。先日行われたお試しプレイでは、全てが上手くいったわけではないことも確かではあるが、今後もこれを続けていくことで“パチンコ”や“パチスロ”という言葉が日常的に会話の中で出てくるような環境を作っていきたい。もちろん簡単なことではないが、次の時代にこの業界を繋ぐためにもしっかりと顧客ニーズを広げていくことが重要だ」と語った。
議事では第1号議案から第7号議案までの全7議案が上程され、7議案全てが可決承認された。第5号議案の任期満了に伴う役員改選(案)の件では、理事49名を47名へ2名減員したうえで新たに5名の理事を改選し、監事2名でも1名を改選する案が提案され承認、この後に行われた理事会で正式決定した。新執行部は平岡聖教理事長が続投するほか副理事長には安藤彰展氏、庄野崎哲彦氏、金山俊秀氏、山田篤氏が再任され、副理事長から監事へ就任した宮本敏憲氏に代わり、新たに金海安州之氏が副理事長に就任した。
総会終了後には、福岡県警察本部生活安全部生活保安課許可等事務担当室の長澤陽介課長補佐による「ぱちんこ業界の現状と遵守事項」と題した行政講話が行われた。長澤課長補佐は「今月2日と3日に推しパチの日・推しスロの日として、業界初の試みであるイベントを開催したと承知している。私も複数の店舗を視察させていただいた。国民の娯楽が多様化する中で、顧客獲得活動は重要な課題。福岡県警としても、大規模災害時に警備活動を行う活動拠点の確保が重要な課題だが、今年4月3日には貴組合と福岡県警察本部で“災害時における施設利用に関する協定“を締結した。有事の際も含めて引き続き協力をお願いしたい」と呼びかけた。
さらに業界の遵守事項について「3点お話したい。1点めはのめり込み防止・依存症対策について。昨年3月に福岡県ギャンブル等依存症対策推進計画が改定された。のめり込みはその家族の日常生活にも支障をきたすだけでなく、場合によっては多重債務により犯罪等を引き起こす可能性もある。今後も業界として取り組みを一層強化いただきたい。2点めは業界の健全化に向けた自主的な取り組みの推進について。各種ガイドラインを制定されているが、特に広告・宣伝ガイドラインについては未だ遵守する意思が見受けられない店舗もある。業界の自浄機能を発揮し、健全化に向けた一層の取り組みをお願いしたい。3点めは各種オンライン化への対応について。昨年12月より警察が所管する各種手続きについて電子申請を行うことが可能となったが、現在の利用状況は未だ低調傾向である。業界としても国が進めるデジタル化の推進に今後の対応をお願いしたい」と話した。
また祝賀会では恒例の寄付金贈呈式が行われ、福岡県防犯協会連合会、福岡県児童養護施設協議会、福岡県少年警察ボランティア協会、福岡犯罪被害者支援センター、福岡県暴力追放運動推進センター、九州盲導犬協会の6団体に社会貢献寄付金が贈呈された。