【パチンコホール経営支援特集】ホール内価値最大化策 !~滞留時間を「収益時間」に変える~
グリーンべると2026年1月21日
来店客の滞在時間をいかに伸ばし、「価値ある時間」に変えるか──。新台やスペックだけでは状況を好転させることが難しくなる中、店内の雰囲気や設備、サービスを含めた環境づくりが、滞留時間と収益を左右する。本特集では、ホール内の価値を最大化するための設備・サービスを一挙紹介する。
ホール内で過ごす
時間の価値を高める
パチンコホールを取り巻く環境は、依然として厳しさを残しながらも、わずかながら前向きな変化が見え始めている。ダイコク電機の「DK‐SIS白書2025年版」によると、2024年の遊技時間(旧稼働時間)は前年比で増加し、粗利も上昇に転じた。コロナ禍以降の低迷から、底打ちの兆しが見えた一年だったと言えるだろう。
しかし、コロナ禍前の2019年と比較すると、遊技時間は約89%の水準にとどまっている。とりわけ4円パチンコは過去最低水準を記録しており、主力レートの立て直しは喫緊の課題だ。新台や高スペック機の投入だけで状況を好転させることが難しくなっている今、改めて問われているのは、「ホール内で過ごす時間そのものの価値」をどう高めるか、という視点である。
滞留時間を「収益時間」に
変えるという発想
ポイントとなるのが、滞留時間を「収益につながる時間」へ変えていく環境の整備だ。
例えば、セルフ景品交換POSシステムの導入は、景品交換にかかる時間を短縮できるため、閉店間際まで遊技してもらえる余地を広げる。わずかな時間短縮の積み重ねが、結果として収益の底上げにつながる。
ホール全体の雰囲気づくりも欠かせない。デジタルサイネージやLEDなどを活用した装飾演出は、入店時の高揚感を演出し、期待感やワクワク感を醸成する。第一印象で「今日は存分に楽しみたい」と感じさせることができれば、自然とユーザーの滞在時間は延びていくだろう。空間演出は、遊技の一部と言える。
喫煙環境の充実も、滞留時間を左右する大きな要素だ。例えば、喫煙ブース内に設置したサイネージでおすすめ機種やおすすめ賞品などを訴求すれば、一服中のユーザーに再遊技の動機を与えられる。さらに、喫煙ブースまでの動線を工夫し、遊技台との行き来をスムーズにすることで、稼働ロスも防げる。喫煙ユーザーが多いホールほど、この分野への投資は効果が高いといえるだろう。
台周りの充実で
もう一段上の付加価値
遊技台周辺の環境整備も見逃せない。スマートフォンの充電環境を整えるだけで、居心地は大きく向上する。動画視聴やSNSを楽しみながらの遊技は、結果的に長時間滞在につながりやすい。バッテリー残量を気にせず遊べる安心感は、今や重要な付加価値の一つだ。
こうした施策を一つひとつ積み重ねていくことで、ホール全体の価値は着実に高まっていく。ユーザーに特別な意識をさせることなく、「自然と長く滞在したくなる」環境を整えることが、遊技時間の底上げと安定した収益につながる。
次ページでは、ホール内の価値最大化に貢献する製品・設備・サービスを掲載した。環境整備を単なるコストとしてではなく、成果を生み出す投資として活用してもらいたい。
【掲載企業一覧】
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セルフ交換システム[セルフPOS]
スマートパチンコ/スマートパチスロ兼用ユニット[Koala Ⅱ]
スマート遊技機専用ユニット対応精算機[精算機Ⅱ]
エルゴジャパン
遊技椅子[PULITO X/PULITO66 α]
CCG ENTERTAINMENT
パチンコ店内喫煙所サイネージ[SMOKING AREA SIGNAGE]
ジー・スリー
ワイヤレスチャージャー[ビートル]
デジタルサイネージ
自販機上設置用3面LEDビジョン[トライビジョンLED]
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