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ユニバーサルエンターテインメント第3四半期決算は赤字で着地、通期業績予想を下方修正 遊技日本2025年11月17日

ユニバーサルエンターテインメントは11月13日、2025年12月期の第3四半期決算を発表。売上高925億72百万円(前年同期比0.2%増)、営業損失2億80百万円(前年同期は営業利益4億23百万円)、経常損失171億31百万円(同経常損失119億74百万円)、純損失106億49百万円(同純損失194億61百万円)となり、赤字幅が拡大した。遊技機事業は売上高、営業利益ともに堅調に推移した一方で、統合型リゾート(IR)事業は減収減益。また、円高ドル安が進行し、為替差損を計上したことも経常損失の要因となった。

当第3四半期における遊技機事業の売上高は414億20百万円(前年同期比34.6%増)、営業利益は78億32百万円(同95.5%増)。パチスロ機は「アレックス ブライト」「スマスロ/SLOTドルアーガの塔」などを市場投入したほか、「沖ドキ!ゴージャス」と「スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の増産販売を行った。パチンコ機は「Pハネモノ ファミリースタジアム」の増産販売、「eシャーマンキング でっけぇえなver.」「eシャーマンキング」などを市場投入。販売台数はパチスロ機14,573台(同2,585台増)、パチンコ機13,715台(4,041台増)。

IR事業の売上高※1は506億19百万円(前年同期比16.9%減)、営業損失は30億07百万円(前年同期は営業利益19億96百万円)、調整後EBITDA※2は99億25百万円(同31.7%減)。ゲーミング事業では市場全体の落ち込みが続く中、9月の悪天候による来客数の減少などもあり、VIP・マスマーケットともに収益が低下した。また、ホテル・飲食事業も減収となった。
※1 売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したもの
※2 調整後EBITDA=営業損益+減価償却費+その他の調整項目

メディアコンテンツ事業などその他の売上高は4億12百万円(前年同期比20.1%増)、営業利益4億51百万円(同20.5%増)。

通期の連結業績は従来予想を下方修正した。売上高1500億円→1240億円(前期比17.3%減)、営業利益160億円→50百万円(同99.7%減)、経常利益10億円→経常損失210億円、純利益8億円→純損失140億円に減額し、赤字見通し。遊技機事業において、第4四半期に発売を予定していた機種について、型式試験適合率の低迷などにより発売スケジュールを変更したため、本年度の販売台数は計画の13万台を下回ると予想。また、IR事業における経営環境が予想を超える厳しさとなったこと、さらには、円高ドル安による為替差損を計上する見込みとなった。

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