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余暇進、令和7年10月度部会を開催 パチンコ・パチスロプレイヤー調査報告や日工組広報活動を共有 遊技日本2025年11月5日

余暇進(井上美昭代表理事・会長)は10月21日、東京都内のオーイズミ東京本部会議室およびオンラインにて、令和7年10月度の理事会・部会を開催した。会場とオンラインを合わせ約90名が参加し、パチンコ・パチスロプレイヤーの最新動向に関する講演や、日工組広報委員会によるKIBUN-PACHIPACHI委員会の活動報告を受けたほか、会員企業のエルゴジャパンから遊技椅子の新製品「PULITO X」についてプレゼンテーションが行われた。

部会では、株式会社シーズの人首雄介氏を講師に迎え、「遊技者1500人の声で探る業界の現在地―パチンコ・パチスロプレイヤー調査2025―」と題した講演が行われた。同社は毎年、全国のパチンコ・パチスロプレイヤーを対象とした調査報告書「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」を発刊しており、講演では最新の調査結果を基に、プレイヤーの嗜好変化やその要因を分析する話が展開された。

人首氏は、年代別の遊技傾向について「20代で遊んでいた層が40代になると遊技頻度が低下・離反する傾向にある」と分析。その一方で売上構成比は高いことから、離反の最小化が重要と指摘した。また、遊技機環境に関しては「パチンコの稼働低迷、パチスロの稼働上昇傾向が続いて来たが、その背景にはパチンコが遊びづらくなっていることが挙げられる」との見解を示した。

さらに、ホール運営における実践的な店舗戦略の例として、来店ポイントや貯玉・再プレー会員制度の活用事例や、トイレ・フリースペースの開放などを通じて遊技以外の来店動機を創出し、来客数を増やす取り組みなどを紹介した。

講演後には、日工組の盧副理事長および内ケ島広報委員長から、KIBUN-PACHIPACHI委員会の活動報告が行われた。今年は「PACHI PACHI 7」と題し、人気YouTuberやインフルエンサーを起用した広報施策を実施。動画コンテンツやキービジュアルを通じてパチンコの魅力を発信した。また、ホールの協力を得るためにアンバサダーホールを募集。これには全国約200店舗が参加して、オープン懸賞を盛り上げたことが報告された。

最後にKIBUN-PACHIPACHI委員会について、他業種の広報事例を参考に企画を立案してきた経緯をあらためて説明。今後の企画案について触れつつ、「本取り組みは日工組のみならず、ホールを筆頭に業界全体で取り組むことが重要だ」との考えを示した。

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