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余暇進が令和7年10月度部会を開催 遊技通信2025年11月4日

一般社団法人 余暇環境整備推進協議会(余暇進、井上美昭代表理事・会長)は10月21日、9月度部会をオーイズミ東京本部会議室およびオンラインで開催し、90名が参加した。

部会では、株式会社シーズの人首雄介氏を講師に招き、「パチンコ・パチスロプレイヤーの最新動向と店舗戦略への活用」をテーマに講演が行われた。人首氏が所属する同社は毎年「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」を発行しており、来店状況や使用金額、機種・店舗に対する嗜好性などを分析することで、現時点でのプレイヤーニーズを可視化している。

講演では最新調査結果の報告に加え、過去データとの比較からプレイヤー嗜好の変化とその背景要因について分析が示された。特にプレイヤー人口の性別・年齢構成について過去調査と比較し「20代で遊んでいた人が40代に入り頻度が下がったり、離反する傾向がある。これはライフステージの変化によるものと分析した一方、売上構成では高い比率を示すことから、20代の取り込みが重要であるのはもちろん、離反を最小限に留める努力が必要だ」と説明。

また、遊技環境に関しては「パチンコの稼働低迷とパチスロの上昇傾向」が続いており、その背景には「パチンコが遊びづらくなっている」ことがあるとの分析も紹介された。店舗戦略の事例としては、来店ポイントや貯玉・再プレー会員システムの活用、トイレやフリースペースなどの快適性向上を地域に広げる施策など、遊技以外の来店動機を創出する工夫が紹介された。

続いて、パチンコメーカー団体・日本遊技機工業組合(日工組)の広報委員会より、「KIBUN-PACHIPACHI委員会」の活動報告が行われた。出席した盧副理事長と内ケ島広報委員長からは、同委員会がファン拡大を目的に展開している広報活動の取り組みが紹介された。

今年は「PACHI PACHI 7」プロジェクトとして、人気ユーチューバーやインフルエンサーを起用した動画コンテンツやキービジュアルを通じてパチンコの魅力を発信。さらにホールへの協力を呼びかけ「アンバサダーホール」を募集したところ、全国で約200店舗が参加し、オープン懸賞企画を盛り上げた。報告では、KIBUN-PACHIPACHI委員会の設立経緯や他業種の広報事例を参考にした戦略立案の流れが改めて説明され、今後の展開に向けて「この取り組みは日工組のみならず、ホールをはじめ業界全体で推進していくことが重要」との考えが示された。

最後に、会員企業の株式会社エルゴジャパンから遊技椅子の新製品「PULITO X」についてプレゼンテーションも行われた。

 

 

 

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