マルハン東日本カンパニー、「制服の当たり前」を変える新制服を導入
          
            グリーンべると2025年11月4日
          
        
        
        
        
        
          
          
          
        
        
          マルハン東日本カンパニーは、従業員一人ひとりの個性や多様性を尊重することを目的に、従来の制服を刷新。表現の自由度を高めた新制服を11月11日より順次導入する。
同社は、個性や多様性を受け入れ、従業員が自分らしく働ける職場づくりを推進している。今回の制服改革はその一環であり、働く意欲の向上や顧客視点に立った接遇品質の強化を目的とする。導入にあたっては、アルバイトから経営陣まで約1,200人が参加し、アンケートや座談会を通じて現場の意見を反映した。
同社では2023年から「東日本スタイル」を展開しており、個性を尊重しながら感動接遇を追求する方針を掲げている。ヘアスタイルやネイルなど身だしなみのルール緩和に続く新制服導入は、この取り組みの延長線上にある。従業員の自己表現を尊重しながらも、顧客に寄り添う姿勢を保つ職場環境の実現を目指している。
新制服は「エッセンシャルネイビー(一般職)」と「クラスグレー(マネージャー職)」の2色を基調とし、スカーフやベルトなどの小物アレンジを許容する構成。機能面では「SOLOTEX®4WAYダブルクロス」と「デュアルファイン®」を採用し、動きやすさと吸汗速乾性を兼ね備える。耐久性や快適性を維持しつつ、従業員がより自分らしく働けるデザインとした。
デザインを担当したD-Styleの岡義英氏は、「マルハン東日本カンパニーにはパーパスが浸透しており、ぶれない姿勢があった。既に皆が同じ方向を向いているという魅力があった。これこそが本質であり、『本質を極める引き算のデザイン=意味のあるシンプルさ』を意識した」とコメントしている。
また、新制服導入にあわせて「新しい一歩を踏み出す自分と、変わらないお客様への想い。」をテーマにしたプロモーションムービーを制作。出演希望者の中から選ばれた9名の従業員が登場し、各自の「好き」や価値観を表現する姿を通じて、“接遇”と“自由なスタイル”の共存を表現している。映像はマルハン東日本公式YouTubeチャンネルで公開されている。
同社「東日本スタイル」プロジェクトリーダーの飯田崇寛氏は、「新制服は、一体感と個性の共存を象徴するもの」とし、「従業員の“好き”を尊重することで、お客様にもポジティブなエネルギーを届けられる」と述べている。今後も「人とつながりの力で、人生100年時代に生きるヨロコビを創造する」というパーパスの実現に向けて取り組みを進めていく。