阿部候補に投票すれば報酬、公職選挙法違反の疑いでパチンコ店運営会社代表らが逮捕
遊技日本2025年8月27日
7月の第27回参議院選挙に、自民党の公認候補として比例代表に立候補した阿部恭やすひさ候補に投票する見返りに従業員に現金を支払う約束をしたとして、警視庁などの合同捜査本部が8月26日、全国で2社・1都7県31店舗のパチンコ店を経営する「デルパラ」の山本昌範社長(本名・李昌範)と幹部社員5人を公職選挙法違反(買収約束)の疑いで逮捕した。朝日新聞や読売新聞など複数の報道機関が伝えた。
逮捕された6人は参院選の期間中、パチンコ店の店長らと共謀し店員60人に対し、自民党の比例代表で立候補した阿部やすひさ候補に投票する見返りに報酬を約束した疑いがもたれている。警視庁などの合同捜査本部によると山本容疑者はグループとして阿部候補を応援するとして、「投票すれば残業代名目で3,000円から4,000円を支給しろ」と幹部に指示。それを受けた幹部はWeb会議を通じて全国の店長に投票を呼びかけたという。投票証明として阿部候補の名前を書いた投票用紙を撮影させていた。
平成以降、国政選挙で最大の摘発人数になる見通しだという。