大遊連青年部会が総会、役員改選で金森健鎰部会長が再任
グリーンべると2025年5月28日
大阪府遊技業組合連合会青年部会は5月27日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で第38回定時総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、金森健鎰部会長を再任した。
冒頭、金森部会長は、「青年部会は常に変革と挑戦の精神をもって活動してきた。昨年は、三都部会による合同勉強会を実施し、学遊連の学生を招いて、若者がパチンコに対して抱く考えについて意見を交わした。これにより、ホール経営に関する貴重なヒントを得ることができた。今後も業界の発展に向けて団結し、取り組んでいきたい」と決意を語った。
来賓として出席した大阪府警察本部生活安全部保安課の畠久保毅管理官は、青年部会が年末に開催している未来っ子カーニバルについて、「メディアにも取り上げられる社会貢献活動」と高く評価。また、ギャンブル依存症対策の推進については、「申告者の家族が利用・拡大できるプログラムの実効性を確保し、のめり込みで悩む人々に対して、業界全体でしっかりと寄り添い、取り組みをブラッシュアップしていくことを期待したい」と述べた。
再任された金森部会長は、「業界は依然として厳しい状況にあるが、皆さんと知恵を出し合いながら、業界のみならず地域社会にも貢献できる青年部を目指したい」と抱負を語った。
第二部の講演会では、ソフトバンク元特別顧問の嶋聡氏が「孫正義と松下幸之助に直接学んだ成功のコツ」と題して登壇。松下政経塾の第2期生で衆議院議員を3期務めた後、ソフトバンクに入社し、孫正義氏の右腕として同社の成長を支えてきた。その経験から「パラダイムシフトにいち早く対応することが重要。AI革命は中小企業が抱える課題を補完する大きな力を持つ。既存事業にAIを取り入れることで、成功への道が開ける」と語った。
