ひぐちグループ 基本給11.8%賃上げ、初任給も最大5万円引き上げ、従業員の生活向上と採用環境激化に対応
遊技日本2025年3月17日
長崎県を中心に「まるみつ」の屋号でパチンコ店を展開するHIGUCHI GROUP(ひぐちグループ、長崎県西彼杵郡時津町)は3月13日、2025年春季労使交渉において、労働組合からの基本給8%引き上げの要求に対し、11.8%の賃上げを回答することを決定したと発表した。
今回の決定は、従業員のこれまでの貢献に感謝するとともに、昨今の物価上昇や経済状況を考慮し、従業員の生活水準の維持・向上を図ることを目的としたもので、2025年4月1日より、全正社員を対象に平均11.8%(26,518円)の賃上げ行う。また、初任給についても最大5万円(例:パチンコ事業240,100円 → 280,000円、飲食事業220,800円 → 270,000円)引き上げる。採用環境の激化も見据え、労働組合の要求を上回る賃上げに加え、人事制度を抜本的に見直すことで、優秀な人材の確保を目指すという。
その他、年間休日など労働条件についても更なる改善の方向で協議を継続するとしている。