HIGUCHI GROUP、11.8%の賃上げを実施、初任給も最大5万円増
グリーンべると2025年3月17日
九州でパチンコホール事業(主な屋号:まるみつ)等を展開するHIGUCHI GROUP(本社:長崎県西彼杵郡)は、2025年春季労使交渉において、労働組合からの基本給8%引き上げ要求に対し、11.8%の賃上げを実施することを決定した。また、初任給についても最大約5万円の引き上げを行う。改定は4月1日より適用される。
今回の決定は、従業員の生活向上を図るとともに、物価上昇や採用環境の激化を考慮したもの。HIGUCHI GROUPでは、労働組合の要求を上回る賃上げに加え、人事制度の見直しを進め、優秀な人材の確保と定着を目指す方針だ。
具体的な賃上げの内容は以下の通り。
給与水準の改定(2025年4月1日より適用)
対象者:全正社員
昇給率(平均):11.8%
昇給額(平均):26,518円
初任給の改定(2025年4月1日より適用)
一例(大学院卒、大学卒、短大・専門学校卒):
- パチンコ事業:現行 240,100円 → 改定後 280,000円
- 飲食事業:現行 220,800円 → 改定後 270,000円
同社では、年間休日の増加を含む労働条件のさらなる改善についても引き続き協議を進める予定。
同社グループは「従業員の働きがいと働きやすい環境づくりを推進し、地域社会への貢献を果たしていく」としている。