新生活に役立てて 児童27人に支度金|ABC
アミューズメントジャパン2025年3月13日
静岡、山梨、長野、愛知でパチンコホール33店舗を展開するABC(静岡市)は3月10日、静岡県総合社会福祉会館シズウエル(同市)で静岡県児童養護施設協議会に108万円を寄付した。
寄付金は県内の児童養護施設12カ所や自立援助ホーム2カ所を退所・卒園し、4月から新生活を始める児童ら27人に贈られる。一人当たり4万円。家電や寝具、スーツなどの購入資金に充てられることを想定している。
冨田和宏社長は「自分の未来は自分で切り開ける。どんな小さな成功も自信につながります。皆さんのこれからの人生が、希望に満ちて充実したものになることを願います」とあいさつ。石川順会長に目録を手渡すと、返礼として感謝状を贈られた。
児童代表は「初めての一人暮らし。学業と家事の両立が不安ですが、貴社の応援を胸にがんばりたい」と謝意を表した。
同社による「児童養護施設等退所児童応援事業」は今回が6回目。2020年の開始以来、寄付金は総額652万円に上る。
文=アミューズメントジャパン編集部